写真のレタッチ。カースピーカーのカタログのために。
2015年4月3日
カースピーカーのカタログを制作する際、スピーカーが搭載されているデモカーの写真を掲載したいというお客さまのご希望。
サンプルでお持ちになっていたカタログがどれも高級感があり、デモカーを使用している写真もありました。
そのデモカーの写真は、スタジオ撮影で完璧にライティングされていて、さらに、かなりレタッチ(合成)もされているものでした。
時間もお金も相当かけているだろうな・・・というのは一瞬で分かりました。
今回のデモカーの撮影は駐車場で撮影するしかない。ということは、私のレタッチ(合成)技術でどこまで上質・高級感のある写真に持っていけるかが勝負になりそうです。
写真は光によって随分と印象が変わります。ただ車を撮影しても普通に綺麗な写真になるだけで印象的なものにはなりにくいものです。そのため、光と影を演出してあげる必要があります。それがライティング。でも今回は、高度なライティングは難しいため、レタッチ(合成)をする必要があります。
もともとPhotoshopの合成は得意な私ですが、時間もお金もかけて撮影された写真を基準になっているお客さまなので、正直なところかなり不安でした。そこで、撮影前に自分のレタッチ技術を確認してもらう必要もあるかなと考え、自分の車を撮影してレタッチしてみました。
まずは、通常に撮影した車内の写真。太陽光のみで、ライティングはしていません。
そして、レタッチしたものです。
テストのため細かい部分まではしていませんが、かなり印象的になりました。
影を描くのは簡単ですが、光を描くのはとても難しいので、撮影段階である程度光を調整したりライティングしたりする必要はありますね。
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