もう満開だよ！
なんていう桜のたよりがあちこちから届くようになってきました。Facebookでもみなさんが桜の写真を投稿しています。
そうなると、桜の写真は絶対Facebookには投稿しないぜ！なんて思ってしまうけど、
桜の薄いピンク色の、華やかなのに儚げな姿を見ると写真に撮っておきたいし、やっぱり、みんなに見せたくなる。

「桜の写真を綺麗に撮れてはじめてカメラマンとして一人前になれる。」
なんてことをカメラマンさんから聞いたことがあったけど、聞いた当時は、桜のピンク色を出すことがきっと難しいのだろう、と思っていた。

今の時代はデジタルカメラなので、撮影後にいくらでも(というのは言い過ぎだけど)画像処理が可能なので、ピンク色を出すことの難しさということはあてはまりにくいようにも思える。
もしかしたらそのカメラマンさんが言いたかったのは、「桜を題材にどんな写真を撮るか」ってことが言いたかったのかもしれない。
たとえば、「華やかなのに儚げ」な写真を桜の散り際や散った後の桜で表現するとか。
そういえば以前、「黒い地面に散った桜の花びらの絨毯」の写真が美しくて、とても感動したことがある。

桜の花びらが舞う桜並木を実際に歩いたことがあるけれど、とても幻想的で感動したこともある。
そんな散り際・散った後の桜の美しさや儚さを表現する写真を撮ることにチャレンジしてみてもいいかも。

ということで、普通の桜の写真をどうぞ。
今回は、ホワイトバランスの設定を太陽マークにして、少し青みが出るようにしています。また、逆光にならない位置で撮影することで、花びらが白くなり過ぎたり暗くなり過ぎたりしないようにしました。

でも、人を避けて桜の全景を撮るってことが一番難しいかも。。。