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コンセプトとは何か。

2012年7月1日

THINK

カタログを作るにしても、広告を作るにしても、コンセプトが無いと始まらない。

もちろん、ホームページにしても、ブランディングにしても必要だ。

「なぜ?」と思う人もいるかもしれない。

コンセプトとは、どんなメッセージやイメージをお客さんや消費者、ユーザーに伝えていくかを決めること。
そのコンセプトを元に商品やサービスを伝えていくことが道筋であり、その先にゴールがある。

簡単にいうと、「キャラクター作り」みたいなものです。

キャラクターのイメージに合っているか。キャラクターの言葉としてふさわしいか。キャラクターの色は果たしてこれでよいのか。カタログやホームページ、ブランディングする制作者側(依頼主も)が、確認するものでもあります。
迷ったときは、コンセプトを思い出せ!ということです。

もし、コンセプトがなければどこを目指して制作していけばいいのか分からなくなってしまうということ。

よく何をしたかったのか分からないパンフレットや広告ってあるじゃないですか。多くのそれがコンセプトを作っていないか、作っていたとしても、コンセプトを確認せずに、行き当たりばったりで制作してしまっているか。どちらかだと思うんですよね。もしかしたら、コンセプト自体がダメだったり。。。

コンセプトワードは、普通の言葉でいいじゃない。

広告業界にいると、コンセプト作りは毎回のようにするんだけど、いつも?と思うことがある。

コンセプトワードを「ひねりまくりたい人」が多いこと。もちろん、ひと言ですべてを言い表せる言葉がでてくれば、それはそれで素晴らしいことだと思うけど。。。
でも、ひと言で言い表せることが重要なことなのだろうか? と私は思う。また、ひねりすぎて何が言いたいのか分からなくなくなるなら、そのコンセプトワードに一体何の意味があるのだろうかと思う。

コンセプトとは、制作依頼主やそこで働く従業員、制作者、そして、制作物を手にしたお客さまが共感できなければ意味がない訳で。。。
独りよがりのコンセプトなんて糞みたいなものです。

だから、みんなが共感できるのであれば、みんが共有できるメッセージや言葉を箇条書きにしてしまう、それでいいんじゃないかと私は思う。

もちろん、ひと言で言い表せる言葉があれば、最高ですよ。

「明るい元気な会社です。」を伝えていきたいならば、コンセプトは「明るい元気な会社です。」でいいんです。
なにも、難しい言葉なんていらないんです。本当は。。。。
その中で制作物に落とし込んだ時、どういった表現ならOKなのか、NGなのかを決めたりしていけばいいんです。その会社らしさを表現できるのかを考えていけばいんです。

私がこういうことを言うと、「お客さんに説明できない」と言われてしまいますが。。。
本当は体裁を繕いたいだけなんじゃない?と思うのは私だけでしょうか。私は今までお客さまにいろいろとプレゼンをしてきましたが、みなさん納得してくれくれます。もちろん、方向性が違うものを提出してしまえば、却下されます。それだけのことです。

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